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【2022.3.15】

産後の体調不良で困っていませんか?

【産後の不調について】

赤ちゃんの誕生は感動的でとても嬉しいことですね☺️

出産の状況にもよりますが、産後すぐは気持ちが昂っていますし、入院中はキツくても病院でサポートしてもらえるので安心です。

出産で出血が多い場合は、貧血症状が長引いたりでちょっと万全とは行きません。その場合はまずは病院のサポートを頼ってしっかり休むことですね!入院中は無理はせず、専門の助産師や看護師さんに頼りましょう。

中医学では「産後100日(約3ヶ月)」はとっても重要な時期として考えています!

自分自身の体調も整えながら、子育てしやすい周囲の協力があるとだいぶ助かります。おむつ替えや沐浴、食事や家事の面、上の子供のお世話など、ご主人やご家族のサポートはとても助かるはずです。

産後のケア次第でその後のカラダやメンタルの健康に影響します。

産後は中医学的には、気虚(ききょ)、陰虚(いんきょ)、血虚(けっきょ)という状態になりやすいものです。

◎気虚(ききょ):体力の消耗、エネルギー不足の状態

◎陰虚(いんきょ):体液の消耗(潤い不足)、乾燥している状態

◎血虚(けっきょ):血の消耗、貧血といった不足した状態

妊娠中も赤ちゃんの発育のために頑張ってきて、気(エネルギー)も血(栄養・酸素・ホルモン・体温)もたくさん使ってきてますし、出産はものすごいエネルギーが必要ですし、出血など血と体液の消耗も激しいですね。

出産したら終わりでありませんから、子育てのために授乳し、またはミルクをあげ、赤ちゃんのことを細かく観察し気使います。赤ちゃんはまだ一人で何もできませんからね、排尿、排便、ちゃんと眠っているか?母乳をちゃんと飲んでくれているか?苦しそうにしていないか?といった健康観察まで気を配ります。

赤ちゃんの安全や健康観察を大事にするからこそ、母親自身も健康であってほしい。そのために自分はいいからではなく、自身も労ってほしいです!

ほとんどワンオペの場合では、食事はもちろん、お風呂やトイレも落ち着いてはできません。
特に、初産であれば子育てに対しての不安や要領が分からないことも多いものです!

一人で抱え込まないで、周りにもっと頼っていいんですよ!

赤ちゃんのこと、産後の不調など不安や心配な時は、周囲へのサポートを頼るのはもちろん、かかりつけの病院や専門の相談窓口へ遠慮なく相談することが望ましいです。

そのための相談窓口があるんですから☝️

↓NHKスクスク子育て情報「産後ケアサービスを利用しよう」↓

https://www.nhk.or.jp/sukusuku/p2017/ms_673.html

↓沖縄県助産師会:母子未来センター↓

※沖縄県外の方は、各都道府県の助産師会のHPやSNSをご覧ください

漢方での産後サポートができることもあります。
これまでに相談あったことは下記のようなことです。
何かお力になれそうなことがありましたら、ご相談下さい。

  • 産後の高血圧
  • 出産時の傷の痛み(会陰切開、帝王切開)
  • 産後の疲労困憊
  • 産後うつ(マタニティブルー)
  • 母乳がでにくい
  • 繰り返す乳腺炎
  • 産後の脱毛(抜け毛)
  • 産後の便秘や痔
  • 産後の関節痛
産後脱毛

Ps.下記画像の「産後の養生」「妊娠中の養生」冊子は店頭でご自由におとりいただけます。ご活用ください!