「春バテ」という言葉を最近耳にすることも多くなりましたね。夏バテが有名ですが、その前に春バテも実はあるんです。もっと言えば、五月病も春バテの一つではないかと思います。
そして春から夏にかけては梅雨も入ってきますので、梅雨が苦手な人にとっては春バテしていては梅雨がしんどくなるのは目に見えています。ぜひ今からでも対策をしていきましょう!
春バテとはどういったものなのか?
春は気候変動や寒暖差もあります、特に寒暖差が7〜8度ぐらい日によって変わると春バテはでやすいもの☝️
現に医学的な専門家は「寒暖差」「環境変化のストレス」というこの2つが最も大きな原因と言っています。
環境変化といえば、社会的な流れが大きいですね。
年度末から新年度に変わっていくだけでも慌ただしい時期です。
人によっては学校や仕事での環境の変化もあります。
新年度は様々な制度変化もあります。
色々ソワソワしやすいのもそのためです。
ですが人によっては、とてもワクワクする時期でもありますから、楽しみなことワクワクすることもいっぱいありますね!
さてそんな季節で、GW間近でもあります。新しい環境の方にとっては早く休みたいという方も多いかもしれませんね。すでにストレス過多で心身共にバテてきている方の相談も入ってきています。
春バテの主な症状としては下記のようなものがあります。
- だるさ、めまい、立ちくらみ
- 朝から疲労感
- イライラ、気分の落ち込み
- 頭痛、肩こり
漢方では、春というのは自律神経が乱れやすい時です。これも寒暖差といった気候変動が大きいのでほぼ同じような考えです。あと漢方で言う「肝(かん)」の働きが高まることで、高揚したり、イライラしたり、落ち込んだりといったことで、肝血虚と言う肝の血不足が起こりやすいんです。
下記の五臓六腑表にある赤線枠内の部分が、春にでやすい症状として考えます。
この季節は肝臓を労わり、目を労わり、癒しやリラックスが春バテ対策や予防になります

忙しい時期ですが、春バテにならないように癒しの時間、リラックスも大事ですね!
漢方では、春の季節に合う漢方、肝臓、目、自律神経といった部分をフォローすることを考えた処方が多々あります。代表的には逍遙顆粒や加味逍遙散といったものです。

こちらは女性の気や血の巡りにもよく使い、メンタルケアやホルモンバランスにもいいものです。
他にも肝の働きを良くするために、消耗した血を補うものもあります。
代表的な漢方と食材を紹介します。
漢方薬はその時の体調や体質に合うものを選ぶと効果的です!

そしてこの時期の踏ん張りどころで、とってもお役に立つものといえば動物性剤「牛黄(ごおう
)」です!即効性もありますし、特に肝臓&心臓の疲労や負担にいいものです。
ただ牛黄はとても高価なもので、年々価格は上昇していますので、少々お金はかかります。
なのでここぞって時にお使いになってはいかがかと思います☝️
注意:牛黄は妊娠中や妊娠の可能性がある時には、牛黄の量が多いものはおすすめ致しません
癒しや疲労感におすすめなのが廣東 牛黄清心元(かんとん ごおうせいしんがん)です。少し癖のある大粒なものです、味は仁丹(じんたん)のような感じです。最近は「仁丹」が伝わらない人も増えてきて、世代ですね。伝わらなかったらすいません。味は苦味と爽快感が混ざった感じです!
美味しいとはいえませんが、癒されます^^

GWまでなかなか休んでいる時間がない!方々のためにこちらもご用意しました。
牛黄がたっぷり入った「健創清心液」というドリンクタイプの滋養強壮剤です!!
しんどいけど、もう一踏ん張りといった時にぜひご活用ください。
通常のドリンク剤を飲める方なら、普通に飲める味です。ただし、15歳未満は飲めません。
元気でますよ^^

暖かくなって動きやすく、新しいこともはじまったり、はじめたくなる時です。
心身共に元気じゃないと思い切ってできませんし、楽しめません。
「春バテ」対策によかったら漢方もお試しください。
