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【2024.6.22】

夏の暮らしの養生

夏は「陽気(ようき)」を養う季節です☝️

陽気とは、全身を温めるエネルギーのこと。熱中症対策をしながら、無理ない程度に太陽にも当たりましょう☀️

夏冷え(冷房や冷たい食)や冷え性にも最適です!

ただ暑すぎることはよくないですし、そのせいで「食欲不振」や「睡眠不足」になってしまうと体内の陽気も低下し元気をなくしてしまいます。夏場は食欲と睡眠はいつも以上に気を配る必要があります。

暮らしの中でできる養生で、快適に過ごしやすくする養生です、ご参考にどうぞ!

生活

①早起き

②適度に汗をかく、汗をかくことで熱を発散することができます。気持ちも爽快になり、五臓の「心」の機能もよくします。

②身体が消耗しないよう、夏は睡眠をたっぷりとって疲労を蓄積しないようにしましょう。夏場は寝苦しい日も多いですが、エアコンや扇風機などで調整しましょう。

③室内での熱中症も多いです、室内環境(温度設定や湿度調整)に気をつけましょう。窓を全開して行う掃除などは朝の涼しい時間帯がおすすめです。

④屋外での散歩やウォーキング(ジョギング)は、朝夕の涼しい時間帯に。

⑤シャワーだけでなく、お風呂につかって疲労回復、血行促進にも。日常汗をかかない人ほど、お風呂につかるのはいいことです。お風呂が苦手、すぐにのぼせると言った方は、足湯や手湯もおすすめ。

食事

①暑いからといって、生物や冷たいものばかり食べては胃腸が冷えてしまいます。特にエアコンの効いた部屋では温かいものを食べるようにしましょう!

②潤いの多い食材を積極的に、汗で消耗しやすい潤いを補います。潤す食材には、ハチミツ、トマト、スイカ、メロン、豆乳、胡麻、松の実、百合根(ゆりね)、豚肉、スッポン、鴨肉、アサリ、シジミ、豆腐、豆乳など

③飲み物は常温や温かい方が胃腸の働きを疲れさせません。

④水分補給は一気飲みではなく、こまめに飲みましょう。氷入りなど、冷たい水分が多いと胃腸が冷えて血流も悪くなりまり、胃腸の弱い方ではすぐに食欲不振に繋がります。その結果夏バテになることも。常温や温かい飲み物も飲みましょう!

⑤夏こそ、薬味を活かしましょう!特に「生姜(しょうが)」は使いやすく、胃腸を温めます。他にもネギ、ミョウガ、シソ、ニンニクは常備しておきたいもの。刺身などにはワサビ+シソで食中毒予防と冷え予防の胃腸ケアになります。

カラダの熱を冷ます食養生

屋外での活動時や、熱い環境ではカラダの熱を冷ます食材やお茶も活用しましょう!

スイカ、メロン、キウイ、キュウリ、ゴーヤー、トウガン、ヘチマ、トマト、レンコン、緑茶、麦茶