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【2025.1.5】

風邪の代表薬「葛根湯」が合う人、合わない人。

漢方薬で風邪薬といえば・・・

「風邪の引きはじめに葛根湯(かっこんとう)」が有名ですね!

漢方薬の相談でも、漢方薬を飲まれたことがありますか?と聞くと大体の方が「風邪のときに葛根湯は飲んだことあります」と言われる方が多いです。それぐらい馴染みのある漢方薬というか【風邪薬】としての認識が強いですね☝️

ただ葛根湯は合うタイプといのがあります、風邪の引きはじめであっても誰もが飲んで効くものではありません。添付文書や箱に記載れているものだけではわかりにくいですね。

特に葛根湯は汗をかかせて発散する漢方薬なので、汗をかいているか?かいていないか?は重要な目安になります。汗をかいている場合は選ばず、無汗タイプに効果的です。

汗をかいているかわかりにくい場合の目安は、脇下が湿っているかどうかで判断できます。

悪寒があるかどうか?も大事なポイントです。風邪の初期によくみられる症状で、体がゾクゾクとします。酷い場合は体のブルブル震えたり、歯がガチガチなる場合もあります。通常のさむけと違って、寒暖に関係なく暖かい場所でも起こります。

まずはこの2点があるかどうか?がポイントです。

《葛根湯の効能効果(メーカーにより多少書かれ方は違います)》

体力的な点も重要で、添付文書にも「体力中等度以上」と書かれています。あまりに疲弊している場合や元々虚弱体質の方にはおすすめできません。

《葛根湯が合うタイプのポイント3つ》

①汗をかいていない(無汗)

②悪寒がある

③体力がまだ残っている状態、元々虚弱体質でない方

葛根湯には発汗作用や交感神経を刺激する成分が入っているので、動悸が強くなる可能性があります。心臓の不安な方、パニック発作がよくある方はおすすめしません。

葛根湯のタイプでない方は・・

葛根湯が合うタイプに当てはまらない人はどうしたらいいのか?

もちろん、そのような方のタイプにも合う漢方の風邪薬は色々あります。「桂枝湯(けいしとう)」「桂枝加葛根湯(けいしかかっこんとう)」「香蘇散(こうそさん)」など。他にも、発熱はないけど、喉から、鼻から、お腹からといった風邪のタイプがありますので、それに合わせた初期の対応が可能です。

風邪を引くときは、いつも喉から、いつも鼻からなどわかっている方、前もってご自身に合うタイプの風邪の漢方薬を少しストックしておくといいですね☝️漢方薬は2〜3年持ちますから、少しストックしておくと、その時に焦らなくて安心です。

ストックにおすすめ漢方薬

喉から来る方が圧倒的に多いです、そのような方は喉がイガイガしたり、痛み出したらすぐに対応できるのが「涼解楽(りょうかいらく)」です。あと喉が痛みはないけど、違和感やイガイガしたら「板藍茶&板藍のど飴」がおすすめです。

風邪やインフルエンザの対策にもお役に立ちます、SIMPLE LIFEでもリピーターの多いものです☝️

SIMPLE LIFEでは風邪のときに、病院からの風邪薬や一般の風邪薬などを服用中でも、早く良くなるために一緒に服用できる自然薬やコンクレバンもおすすめです。

風邪の対策や症状の緩和、早めの回復。風邪や感染症後の後遺症などもご相談お受けしています。