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【2025.2.18】

3日ファスティングより置き換えが合うタイプとは?

ファスティングって長くやればやるほど良い!とかすごい!と思われがちです。

やはり修行的なイメージがあるからでしょうか?

ですが、当店でお薦めしているミネラルファスティングは修行とは全く異なり、

最低限のエネルギーは摂取しながら行うので、

忍耐も必要なければ、空腹感も感じにくいので、

専門家の元であれば、1ヶ月でもしようと思えば可能でしょう。

ただ、お勧めするかというと別問題!

あまりにも長いファスティングになると、咀嚼力の低下だったり、

人間と同じであまりにも長いお休みをもらうと仕事へのモチベーションが低下するように、

消化機能の低下も考えられますので、当店では長くても3〜5日のファスティングをお薦めしています。

また、ファスティングの種類には3日以上のファスティングの他にも、

置き換えファスティングもございます。

置き換えファスティングはその名の通り、一食を酵素に置き換えることです。

先ほど記述しましたファスティングは長ければ長いほどすごい!

という感覚と同様に、置き換えよりも3日の方がすごい!

と思われがちですが、ファスティングと中医学を絡めて考えた際に

3日ファスティングをするよりも、置き換えの方がより向いている方もいます。

⚠️出来ないのではなく、より適しているのは?という考えです

《 置き換えが向いているタイプとは? 》

中医学でいう『虚』のタイプの方。

中医学では体質を見極める指標となるものの一つに、

『虚実』があります。

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・・・生命力や抵抗力など本来の体の機能が低下している状態。

必要なものが不足し、体の機能が低下しているので、不足したものを補う必要がある。

・・・過剰な栄養や老廃物の蓄積によりが中身が充満している状態。

不要なものを排除する必要がある。

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虚実の見極め方としては上記の写真のように見極めますが、

必ずしもというわけではありません。

例えば、虚証の人は下痢や軟便が多いとされていますが、

中には虚証の押し出す力不足により便秘になる方もいらっしゃいますし、

虚証と実証の両方もつ「虚実混在証」の方もいらっしゃいますので、

自分がどっちかわからない💦という方は、

お気軽にご相談くださいね!

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中医学の考えには、

足りないものは補い、不要なものは取り除く

「補虚瀉実(ほきょしゃじつ)」という言葉があり、

その中でも不要なものを取り除く方法を瀉法(しゃほう)と呼びます。

《 まとめ 》

中医学的に言うと・・・

置き換えに向いているのは・・・『虚証」タイプ

3日ファスティングに向いているのは・・・『実証タイプ』

もちろんお互いに、より適しているのは?と言う考えですので、

虚証の方がファスティングができないわけではありません。

虚証の方が3日ファスティングをより効果的に行うには、

補うものを足しながらや、準備期の段階でしっかり補うことをお薦めします!

伝えたかったのは、置き換えは3日ファスティングの妥協策ではないと言うことです。

虚証タイプには、消化吸収の弱りを伴うことが多いです。

食べて栄養を吸収し、必要なものを補っていくことが大切なタイプではありますが、

吸収できる力がなければ本末転倒。

体を作るための食事も取りながら、

置き換えにより半日ほど胃腸を休ませ消化吸収の働きを回復させることができる置き換えは、

虚証タイプの方にはうってつけの方法なのです。