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【2020.10.1】

「得る」よりも「手放す」ことが先・・

この言葉は何を指すかと言うと・・

私たちが物事がうまくいかないときに思う「何かが・・足らな い」と思ってしまいがちであること・・。

禅という書籍から参考になった言葉をお伝えします。

今の状況を変えたいなら、何かを「得 る」よりもまず「手放す」ことが先になる。という禅的生活の基本だという教えです。

「いらないものを捨てるということ」

その考えは私も大賛成ですし、漢方で重要な「自然との調和」にも必要ではないかと思うのです。

本書ではこうも書いてあります

「執着を捨てる、思い込みを捨てる、持ち物を減 らす。シンプルに生きるということは心や体の荷物を減らす」

たしかに・・

一時期大流行した「断捨離」という言葉を覚えていますか? それと一緒 ですよね☝️

実際、私も断捨離の本を買って読んだ後に実行したことがあります。使うかもと思って置いていた物や洋服、通信教育でペン字を習得しようと思っていつかはやると捨てずに数年間置いていた参考書(結局やらない・・笑)などを一気に捨ててスッ キリしたのを覚えています!

私の場合は物質的なものばっかりを捨てたように思いましたが、執着物になっていたんでしょうね。捨てた後には精神的にとってもスッキリしましたし、何かゆとり感がでましたね^^


執着物をもち過ぎているとそれに縛られてし まい、なかなか考えがまとまらなかったり次の行動がしにくかったり、出遅れてしまうことが多々あるように思います。

中医学での体質改善に重要な【養生=命を養うこと】もこれに似ています

①悪い滞りをなくす

解毒(デトックス)、排泄、ココロやカラダの悪い滞り(流れにくくなっている部分)を流す

②胃腸の働きを正す

吸収できる状態に整える

③足りないものを補う

必要な食や栄養を入れていく

足すより先にやるべきこと

相談に来店する方の多くは何を足せばいいのかということを探していることが多い。それも重要だけど①「悪い滞りをなくす」+②「胃腸の働きを正す」があって、3番目の「③足りないものを補う」といった順が大事。

まずは溜まった悪いものを出さないといけない。

いろいろ栄養剤やら、強壮剤を飲んでも変わらない方こそ、この「①悪い滞りをなくす」をやらなければいけない。そして足りないものを補うために、吸収できる体、い らないものを溜めない体にしていくこと。そうすれば心も体も整って元気になっていく。

「いらないものを捨てる」これを行うにあたり難しいことではなく単純なこと

ただそういった概念がないことも多く、単純なことでも気付くことが難しいのです。

もし自分にとっていらないモノ(執着なども)がわからないなら、迷っていること、頭の中でぐるぐるしたり、思い悩んでいることがあれば、それをまずは紙に書き出してみよう☝️

書くことで客観的(俯瞰して)に自身をみてみる。わからなければ、家族や友人でも自分の信頼できる人にどうか聴いてみたりしても気づきやすいです。もちろん、専門的な方にカウンセリングを受けてみることもいいですね!

シンプルライフもこの考えを基本に漢方やファスティングでの体質改善のサポートに努めています。