【2021.2.12】
免疫機能の異常による「不妊症」があるのをご存知ですか?

「免疫性不妊」といって、近年注目されてきています。
免疫性不妊の頻度は決して高いわけではありませんが、
病的なものや基本検査ではなかなかわからないこともあります。
なかなか妊娠しないという中では、男女共に免疫性不妊が隠れている可能性もあります。
免疫不妊の要因として
- 抗精子抗体
- 自己免疫疾患
- 過敏なアレルギー症状
- 蕁麻疹や過敏性の皮膚疾患など
免疫力が低下してというわけではなく、
免疫力が亢進するといった状態で
免疫力が安定していない、過敏といった反応です。
免疫力を調整して、過敏な反応を抑えることが
治療になります。
病院での治療はステロイドホルモン剤(副腎皮質ホルモン剤)の使用が主になります。
あと不妊治療の段階によってはステップアップが必要か?を検討します。
漢方では免疫力を調整するという生薬が色々とあります。
ステロイドのような即効性はありませんが
免疫力が過敏に反応しないように徐々に
体質を整えていきます。
体質に合っていれば副作用もありません。
気になる方は一度ご相談ください!
これから春の季節は、アレルギー疾患増加しやすい時
季節の変わり目でもあるので
妊活中の方は無理は禁物です。
休養やリセット時間を作って、ゆとりを持つことも免疫を整える大事なポイントなります