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【2021.9.10】

潤いが不足しているタイプ「陰虚(いんきょ)」

口が乾きやすい

喉が渇く


など異様に水分を求めたくなる方が多いですね。

このタイプは水をたくさん飲んでも一瞬だけ満足して、また喉が渇く・・

「陰虚(いんきょ)」=「潤い不足」

陰虚という「潤い不足」のことを水が足りないと言われることが多く水分摂取に走りがちですが、これは水だけでは中々良くなりません。

水+体液となる成分が必須で、それが足りて血流によって循環していくことが必要です。

漢方薬の対応では、陰虚(潤い不足)に対して、補陰(潤いを補う)を行うことで改善をしていきます。

肌がカサカサの敏感肌、アトピー、鼻や喉の粘膜乾燥から鼻炎や咽頭炎、ドライアイなども陰虚体質(潤い不足体質)の改善が鍵になります!


感染症は鼻や喉や目の粘膜から侵入しやすく、乾燥していると「ウイルスや細菌」をつかみとることができずに逃してしまいます。その状態が続くと、感染症にも罹りやすいことは明白ですね。

陰虚(潤い不足)の方は、微熱や体内の内熱もでやすく、周りが寒いといっても、なんか暑いなあと感じてしまうことも多いですね!熱を冷ます水分が不足するために起きるちょい熱(虚熱)です。

今の時期だと冷房で冷やしたくなるのですが、外側は冷えますが、内側は暑いままのことが多いです!

そのためどんどん冷房を強くしてしまうと、肌は冷えてしまい血流が悪くなり、肌の潤いやターンオーバー(表皮の新陳代謝)は低下します。

空気も乾燥するので、鼻や喉や目の粘膜はより乾燥してしまいますので悪循環になっていきます。その際は適度に室内を加湿をすることと、身体の中から潤すことが改善策です!

【「身体の中から潤す」どこでも手に入りやすい食材】

  • 豆乳
  • 豆腐
  • トマト
  • 豚肉
  • レンコン
  • 白ゴマ
  • レモン
  • アサリ
  • しじみ
  • キュウリ
  • 白菜
  • スイカ

上記のものは時期にもよりますが、スーパーですぐ手に入るもので使いやすいかと思います。

【どこにでもはないけど、おすすめの食材】

※薬膳料理や漢方に使われることが多い

  • 百合根(ゆりね)
  • 銀耳(白キクラゲ)
  • 菊花(きくか)
  • 地黄(じおう)
  • 当帰(とうき)
  • すっぽんなど

上記のものは、通常では販売されていないものです。一部のものは漢方薬局や薬店などで販売。

漢方薬などに配合されていることも多いです。

百合根(ゆりね)はシンプルライフでは、粉末状になった百潤露(ひゃくじゅんろ)が使いやすく人気です。

漢方薬ではなく、食品なので小さなお子様からシニアまで安心して食事の補助として使うことができます。

漢方薬については、漢方カウンセリングにて体質に合うかどうかを確認して、現状に合わせたものを提案しています!

その際は一度ご相談ください。