はりQフェスタで話した「漢方」とは?

12月5日に開催された「はりQフェスタ2021」で鍼灸師の先生と一緒にお話ししてきましたよ!

テーマ:漢方と東洋医学と鍼灸と

今回一緒に登壇したのは「ゆあん鍼灸治療院(浦添市)」鍼灸師の金城涼子先生。

日本と中国で鍼灸を学んだスペシャリスト、一緒に話していて鍼灸に対してとても気持ちの熱い方だと感じました!

漢方と鍼灸は元々別物ではないんです。

中国では中医師(ちゅういし)という医師資格があり、漢方と鍼灸と併せています。

日本は、医師と鍼灸師は別なので、別物のような感じがしますね。

鍼灸と漢方は基本は一緒なので、考え方が根本は一緒です。

併せて行うことも当たり前にありますね!

東洋医学(ここでは中医学として)として大きく4つに分類します。

・漢方薬(中国では中成薬という)

・鍼灸、あんま、推拿(すいな)

・食養生(薬膳)

・太極拳、気功など

このように分けることができ、その状態に必要なことや対応できることを選択していくわけです。

今回はそれを漢方と鍼灸の専門同士がパネルディスカッション形式でお話ししていきました。

中医学の基本の見方や考え方を下記の3つをポイントにあげました。

・整体観(せいたいかん)

人体は外部環境、気候、ストレスといった自然界から様々な影響を受けます。

その自然とうまくバランスをとって調和していくことが大切。

その影響を心や体が調整していく「バランス医学」なんです

・弁証論治(べんしょうろんち)

人それぞれ性格も違えば、体質も環境や状況も違います。

病気や不調の原因や、発病のプロセスも違います。

その点も考慮し、それぞれに合ったものを分析することです。

それぞれに合った治療法を選ぶこと「オーダーメイド医学」というのはまさ弁証論治あってそこなんです。

・未病先防(みびょうせんぼう)

病気が発症する前に、体質を見て対応していく、未然に防ぐということです。

養生することの重要性です。生まれるき情弱なこともあれば、誰だって無理をすれば病気にもなります。

養生法を知って、季節や気候、状態に合わせて入れていくと未病先防となり、予防ができるんです。

これがとっても大事です。

漢方薬であれ、鍼灸であれ、食養生であれ、そのポイントをおさえていないと効果がでにくいんです。

漢方薬の効能効果に記載されているものだけではこれが分かりにくいんですからこそ、この3つのポイントを押さえていくことが漢方・鍼灸といった東洋医学の活かし方です。

気血(きけつ)と衛気(えき)

気(き)と血(けつ)といっても分かりにくい!

気(き)とは、エネルギーと考えたらいいですね、気という言葉はさまざまなとこで使われていますよね!

「元気」「気力」「気持ち」「気遣い」など、元気や気力という言葉が今回のテーマではよく合っています。

病は気からとも言いますが、気が不足すると、病に抵抗する力が弱くなってしまい打ち勝てません。

そしてその気と一緒に必要なものが「血(けつ)」です。

血とは、生きていく上で欠かせないものというのは、今も昔も一緒!

血は、栄養や酸素やホルモンや体温を備えて、巡ってこそ必要な場所へ運ばれます。それによって様々な機能を活性し、生命活動を維持します。血はあるだけではダメで、巡り良くないといけませんよね!

血流が悪いと、頭痛や肩こりや痛みがでたりします。新陳代謝や体温にも関係しますので悪い人は「冷え体質(冷え性や低体温)」になってしまいます。

その血を巡らす力は、気のエネルギーが必要です。気が血を巡らす「推動力」になるわけです。

その両用が低下している方は、不調になりやすく、元気が続きません。

「気血両虚(きけつりょうきょ)」と言って、体質診断では良くあります。

その場合は、両方の不足を補うことで良くなります!

この「気と血」は一緒に働ける状態でないとバランス良くココロとカラダは機能しません。

この二つがしっかりと揃うことで「衛気(えき)」もしっかりと働くんです!

気の中にも細かく言えば役割で分けられていきます。

今回お話ししたのは「衛気(えき)」です!

なぜ?この衛気を取り上げたかというと、はりQフェスタ2021の掲げるテーマに「予防力」というのがあったので選びました。

ここ数年、新型コロナというのが大変なことになっていますので、如何に罹らないようにように予防すべきか?または感染した後に、再度罹らないように再予防できるか?と言ったことはとても重要なことだからです。

基本の手洗い、うがい、体調管理が伝えられ、ワクチンも普及しています。

東洋医学的にはどうか?と言ったことを伝えて欲しいと思い「衛気(えき)」を知って欲しいな!と思い話しました。

衛気(えき)とは、漢字の通り、防衛する力なんですね!

人には、見えない敵が四六時中いるわけです。外から入ってくる異物(ウイルス・細菌・真菌など)に対して、防衛する力が強ければ感染しにくい状態を維持できるわけです。

その力になってくれるのが「衛気(えき)」

粘膜(表面に繋がっている鼻・喉・耳・肛門・膣)をはじめ、体内には粘膜に守られているとこがたくさんあります。そんな粘膜の働きや免疫機能に関わってきます。そして肌、汗腺といった部分も衛気(えき)の働きが大きく関わっています。

防衛力である気の「衛気(えき)」を高めることはこれまでも大事でしたが、コロナ禍の世の中ではさらに重要なポイントです。感染症などからの予防力を高めるためにはぜひ衛気(えき)を高めて、維持して言って欲しいと伝えました。

はりQフェスタ2021ではこのようなことを中心に、漢方や鍼灸の活用性をお話ししてきました。

興味のある方は、お近くの漢方専門店や鍼灸院へ行かれてみてくださいね^ ^

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。