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【2023.8.19】

『補腎』が重要!妊娠力の維持

女性は35歳をすぎると、自然に妊娠する確率が顕著に低下することがわかっています。同じく男性も35歳くらいから精子の質が低下し始めると、男性不妊専門医は言われています。2018年にはすでにNHK「ニッポン精子力クライシス」でも放送されました。女性だけの問題ではなく、男性も精子力が低下しているのは事実です。

男女共に加齢と妊娠は関係するものです、女性には明確なタイムリミット(閉経)があるので、男性よりも深刻に捉えやすいのです。もちろん人により差はあるのも確かです。また東洋医学での加齢と変化の考え方があります。ぜひ参考にみられてみて下さいね!

「女性は7の倍数」「男性は8の倍数」で変化する

「女性の7の倍数変化」
「男性の8の倍数変化」

この表を見ていると、自分自身でもかなり当てはまるなあと実感してしまいます😅

このように加齢と共に変化するのが人間です、それは以前から一緒のようですね!そのような差をサポートするため中医学では『腎(じん)』の働きを高める方法をとることができるんです☝️それを腎を補う「補腎(ほじん)」するということなんです。

漢方での妊活の肝は「補腎」

妊活や不妊相談では、このポイントはとても重要に考えています。食事や生活リズムを聞いていると、腎を労る生活ができていない人がほとんどです。「食事」「睡眠の質」は特に腎を活かすポイントです!その点も無理はし過ぎず、できることは改善しながら、漢方薬を合わせたることでサポートしていきます。

血流が『腎』を活かす

血流が悪い、血液がドロドロというのはそもそも「腎」の働きに負担ですし、弱りやすくなります。補腎にいい食事や漢方をとっても、血巡りが悪いと実にならないんです。血流が悪い人は、その点の改善も大事です。運動不足の人は散歩やウォーキングや筋トレなどもおすすめです、巡りを一番良くするのは動くことです。但し、無理し過ぎてケガをしては意味ありませんので、自身のレベルに合わせて行って下さいね☝️運動に慣れていない人はまずは『散歩』がベスト、それに慣れたら『ミトコンウォーク(ミトコンドリアウォーキング)』も血巡りをよくしながら妊活に効果的です。

腎を元気にする代表的な食材は「黒いもの」

日頃手に入りやすく、使いやすい、ストックしやすいものも多く便利です。黒ゴマ・ひじき・海苔・黒米など、黒い食材をス トックして、日々の食事でご活用ください!

他にも、クコの実、くるみ、アーモンドなど 小腹が空いたときのおやつにおすすめです。

魚貝類は腎を助ける力が強いものが多いです ね、知っておくと家でも外食時もお役に立ちますので日々の食事の参考にどうぞ。

注意:甲状腺に問題のある方や治療中の方、ドクターの指示に従い無理に海藻類を食べないで下さい

35歳以上におすすめ補腎薬

補腎の漢方薬と言ってもひとつではありません、あなたの体質や状態に合わせて選ぶのがポイントです。特に「冷え」や「ほてり」や胃腸の強さなども選別のポイントになります。

下記の図で、あなたの腎虚タイプを簡易診断できます。気になっているご自身の体質をチェックしてみて下さい。気になる点が多ければ「腎虚(じんきょ)」という状態なので、補腎(ほじん)がおすすめです。