【2023.5.1】
春バテ(五月病)予防と改善対策に使える漢方
「春バテ」という言葉も多くなりましたね。今では夏バテの前に春バテも実はあるんです。GW明けにでやすい五月病は今でいう「春バテ」に入ってくるんでしょうね!
春から夏にかけては梅雨(沖縄ではGWぐらいから〜)も入ってきますので、梅雨が苦手な人にとっては春バテが加速してしまいます。気象病や天気頭痛がでやすい人は今からでも対策をしていきましょう!
春バテとはどういったものなのか?
春の「寒暖差」は1年間で一番大きい季節です、特に寒暖差が7〜8度ぐらい日によって変わると春バテはでやすいものとも言われています☝️現に医学的な専門家は「寒暖差」「環境変化のストレス」というこの2つが最も大きな原因と言っています。
環境変化といえば、社会的な変化の流れも大きいです。年度末から新年度に変わっていくだけでも慌ただしい時期です。人によっては学校や仕事での環境の変化も大きいですね!変化の大きさが春バテの大きな要因となるでしょう。
春バテの主な症状
- だるさ、めまい、立ちくらみ
- 朝から疲労感
- イライラ、気分の落ち込み
- 頭痛、肩こり
春の季節は漢方では「肝(かん)」の働きが高まることで、高揚したり、イライラしたり、落ち込んだりししやすくなると考えます。その状態は【肝血虚(かんけっきょ)】と言う、肝の血が不足した状態なので、肝臓に負担になるような「タバコ」や「お酒の飲み過ぎ」や「揚げ物や脂っこいもの食べ過ぎ」や「ストレス過多」はなるべく避けること。
肝臓を元気にするドライフルーツの「クコの実(枸杞子)」や「ナツメ(大棗)」を、オヤツやお茶のトッピングに簡単に使ってみるのもおすすめですよ!
生活習慣としては朝は早めに起き、散歩で体を動かして全身の巡りをよくしておくとバランスを崩しにくくなります。ストレス過多も散歩や運動で発散し緩和できます、体を動かすと睡眠の質も高まりやすいので良い生活習慣に整いやすいですね☝️
画像にある「五臓六腑と関わりの表」にある赤線枠内の部分が、春にでやすい症状として考えます。
春は肝臓や目を労わり、心や体を緩めることが「春バテ対策や改善」になります。
春バテにならないように心と体がリラックスできること!
春の季節に合う漢方、肝臓、目、自律神経といった部分をフォローすることを考えた処方が多々あります。代表的には逍遙顆粒や加味逍遙散といったものです。
こちらは女性の気や血の巡りにもよく使い、体を緩めてくれるもの。メンタルケアやホルモンバランスにもよく、生理関係の乱れもあるとこのような漢方が処方されたりします。
他にも肝の働きを癒してくれるもの、消耗した血を補うものもあります。
代表的な漢方と食材を紹介します。
漢方薬はその時の体調や体質に合うものを選ぶと効果的です!
ちょうど5月に入ったこの時期は踏ん張りどころ、かなりしんどい時は「動物性剤の牛黄(ごおう)」が効果的です!メンタル疲労や肉体疲労といった両方におすすめです。
牛黄はとても貴重で高価な生薬です、通常の漢方薬より高いので値段は張ります。最近では年1〜2回値上がりすることもあります。なのでここぞって時にお使いになってはいかがかと思います☝️
注意:牛黄は妊娠中や妊娠の可能性がある時には、牛黄の量が多いものはおすすめ致しません
廣東 牛黄清心元
癒しや疲労感におすすめなのが廣東 牛黄清心元(かんとん ごおうせいしんがん)です。少し癖のある大粒なものです、味は仁丹(じんたん)のような感じです。最近は「仁丹」が伝わらない人も増えてきて、世代ですね。伝わらなかったらすいません。味は苦味と爽快感が混ざった感じです!
美味しいとはいえませんが、癒されます^^
コンクレバンゴールド
疲労困憊や食べ飲み疲れに「コンクレバンゴールド」です。1回飲みのドリンクタイプで、そのまま飲めますし、お湯に溶かして服用するのもおすすめです。15歳以上から服用できます。春バテや五月病といった疲労感にはもちろん、旅行や遠出するときにもおすすめです!
健創精心液
GWもなかなか休んでいる時間がない!方々のためにこちらもご用意しました。
牛黄がたっぷり入った「健創清心液(けんそうせいしんえき)」というドリンクタイプの滋養強壮剤です!!
しんどいけど、もう一踏ん張りといった時にぜひご活用ください。
通常のドリンク剤を飲める方なら、普通に飲める味です。ただし、15歳未満は飲めません。
元気でますよ^^
暖かくなって動きやすく、新しいこともはじまったり、はじめたくなる時です。
心身共に元気じゃないと思い切ってできませんし、楽しめません。
「春バテ」対策によかったら漢方もご活用ください^^