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【2023.9.26】

舌でわかるカラダの状態は漢方相談では重要です!

普段、自分の舌を診る習慣はあまりないのが普通ですし、みてもどのような状態かは一般には判断はしにくいですね。そんな舌の状態ですが中医学診断ではとても重要です!

・歯形がついている人、ついていない人
・色が赤い人、白い人
・舌の上に苔がついている人、ついていない人、
・舌の厚さが薄い人、厚ぼったい人
・舌裏の血管が浮き上がって黒っぽい人

いろんな舌の状態があって、体調によって変化します。

舌診は漢方薬を選んでいく中でとても重要なものです、もちろんそれだけで決めるわけではありません。

他にも目(顔)や爪や肌、声や匂いや姿勢なども診るポイントです。みえないものをどう診るか?ということで、あらゆる情報を参考にし、問診からの情報を合わせて考慮していきます。

効能効果だけをみてだったり、知り合いが良かったからということで「漢方薬」を選ぶことが最近では多いです、見落としてはいけない重要なポイントがあります。そのようなことを知るためにも、舌診を含め、多角的に捉えていくことがより効果的なんです。

《漢方薬を選ぶ上で違いを知るポイント》

・ほてる人、冷える人
・脂性な人、乾燥な人
・体力ある人、体力ない人
・食欲旺盛な人、食が細い人

など

人のタイプは様々です、漢方薬ではそのタイプに合わせていくことが重要だと考えているので、同じ症状でも使う漢方薬は違ったりします。

そのことを「同病異治(どうびょういじ)」と言って、同じ病気でも、治療法は違うということの意味です。

漢方相談の際に、初回にお時間がかかるのはそのためです。初めは少し難儀かもしれませんが、自分のタイプを知ることも今後の食生活養生でもお役に立ちますし、自然との調和をとることはリラックスし、自律神経を整えることにもつながるので、ストレスが多い、多忙な人ほど体調管理のためにもいいものです。

気合いや根性だけではもたないこともあります、カラダもココロも自然との繋がりや調和が重要なんです。

太陽に当たる生活をしている人と、太陽に当たらない生活をしている人ではどちらが元気そうか思い浮かべてみてください?

太陽には陽気(ようき)といって、カラダもココロも温めてくれる気を補充してくれるエネルギーがあります。

科学的にもハッピーホルモンである「セロトニン」は太陽に当たることで活性化することが知られています。太陽に当たることで自律神経も整いやすく、生体リズムも整いやすくなり、睡眠の質も高くなる「メラトニン」がしっかりと作れるようになるんです。

自律神経の専門家がおすすめする「朝の太陽を浴びる」というのはそのような理由があるからです。食事に関わる植物や動物の発育だって自然が左右します、自然と人の健康は繋がっていることは明らかですね☝️

《漢方の舌診断「舌診 (ぜっしん)」とは》

舌診とは、舌の状態(色・大きさ・形・厚さ・苔)を確認することで、カラダの中の色々な情報を知ることができます。中医学の診断方法の1つで「望診(ぼうしん)」といいます。舌チェックでカラダの状態を簡易診断できます。

※舌の状態は1つのみでなく、混合することも多々あります

詳しくは専門家へ

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