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【2023.5.16】

日本人は胃腸が弱い?!

日本人は胃腸が弱いと昔から言われますが、

現代人はより一層弱ってきています。

当店でも病気とまでいかなくとも、不調を訴える方は多いです。

中医学的には飲食物を消化吸収させ、

体に栄養を送り届ける機能を担う胃腸のことを《 脾(ひ) 》と呼びます。

※西洋医学における脾臓の働きとは異なります。

脾弱(ひよわ)という言葉は、胃腸の弱りからの虚弱という意味があります。

脾弱のイメージというと、

すぐ下痢をする・痩せ型・食欲がない・風邪をひきやすい

などのイメージがありますね。

このタイプを漢方的には《 脾気虚 》と呼びますが、

実は脾気虚以外にも、脾の働きの低下のタイプがあります。

脾弱なイメージとは真逆の、

食欲旺盛!!(酒豪・大食い・早食い・甘いもの大好き)タイプ!

沢山食べて飲めるし、油物だってどんどん来い!だから、

胃腸が弱いわけないでしょ!!

と思うかもしれませんが、このタイプは、虚弱ではありませんが、

胃腸の働かせすぎにより、不要な水分や熱がこもってしまいます。

そうなると

体がズシンと重だるい・大便が便器に残りやすい・口の中がねばねばする・

口臭・異常に食欲が湧く

などの症状が出てきます。

辛いものが好きな方も要注意!!

辛いものの食べ過ぎは胃腸の潤いを消耗させてしまい、

胸焼けや口の中の乾燥感などにも繋がります。

《 脾 》の不調のタイプは一つではありません。

《 脾 》は「湿気を嫌う」

という特徴もあるため、

これからの季節はより一層不調を訴える方が例年増加します。

どのタイプでも、漢方を生活にプラスすることで、

生活の質をグッと上げてくれる強い味方になってくれます✨

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胃腸不調がある方、漢方を取り入れてみたい方

お気軽にご相談ください。

店頭でもわかりやすい冊子をお配りしています☺️

必要な方はお声かけください。