news

News・イベント

【2023.10.25】

「ミトコンドリア活性」で妊娠・健康・美容力をアップ

ミトコンドリアとは

ミトコンドリアというのは細胞の中にある器官で、詳しくいうと「細胞小器官」というもの。人の細胞1個に約100〜2000個ほど存在していると言われています。

『ミトコンドリア』の重要な働き2つ

①細胞内のエネルギー生成(ATP)の役割

赤血球以外での細胞内で活躍、特にエネルギー消費の多い脳や心臓に多く存在します。卵子は通常の細胞の100倍のミトコンドリアが存在していて、卵子の成熟や授精にも大きな役割として働いています。また精子にもミトコンドリアは存在していて、卵子の元にいくための推進力に必要なエネルギー源として活躍しています。

②運動の際の筋肉を収縮するエネルギーの大部分、継続する力に

筋肉収縮の際は多くのエネルギーを必要としますが、そのほとんどがミトコンドリアによる有酸素性エネルギー代謝により作りだされます。

ミトコンドリアの重要なこの2つの働きが、生命力と大きく繋がってきます。エネルギーの生成が最重要な働きです。ミトコンドリアの安定は細胞の活性や代謝を活発にし、妊娠・健康・美容・運動にいい影響がでます。

ミトコンドリアの質が低下する要因は?

加齢、食生活の乱れ、喫煙、過度な飲酒、ストレス過多、運動不足などによって「ミトコンドリアの質」が低下すると言われています。加齢は止めることはできませんが、それ以外のことはわりとケアできることも多いです。

食事やサプリで活性

食事やサプリでの栄養補給も大事です。バランスの取れた食事が大事ですが、特に下記の栄養素はミトコンドリア活性に不可欠な栄養素です。食事から摂りにくい場合はサプリを活用しましょう、食べ過ぎはミトコンドリアの不活性化を招きます。なんでも過ぎれば良くありません、いいものでも適量というのがあります。簡単に言えば健康には腹7〜8部が理想です。

マグネシウム:雑穀やきな粉やバナナやゴマや海藻や小魚に多い

タウリン:肉類や魚介類に多い

ビタミンB群:玄米や豚肉やウナギに多い

鉄分:レバーや卵黄やアサリなど

コエンザイムQ10:大豆やピーナッツやゴマや豚肉や鶏肉に多い

漢方薬で活性

漢方の考えとして、エネルギーというのは「気」と考えます。「ミトコンドリアの活性」はエネルギーを働かせることにあるので、気を補う「補気」をすることがいいのです。またミトコンドリアに酸素や栄養が必要なように、いい血(酸素・栄養・ホルモン)を補い蓄えることは気を活かすことにつながります。分かりにくいかもしれませんが【ミトコンドリア活性=気血を補う(補気補血)】という考えが当てはまります。

酸素供給をよくする生薬

特に呼吸器系を痛めていたり、元々弱い場合は、酸素供給が上手くいかないことでミトコンドリアの活性は乏しくなります。ですが、肺の働きを高める漢方薬やハーブを活用すれば、細胞への酸素供給も良くなるので効果的です。 それこそ、酸素が薄い高山で育つ植物(生薬:紅景天)などはおすすめです。

還元型コエンザイムQ10+

日頃の食事の中で不足がちなものはサプリなどを活用することも便利です。新シンサージ(60包12,960円)には、ミトコンドリアの活性に優れた「還元型コエンザイムQ10」をはじめ、ファイトケミカル系の「サージフラボノイド」は抗酸化力が高く心労やストレスに。オメガ3 (EPA&DHA)、葉酸、セレン、亜鉛、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB6・B12といった妊活に適した栄養素が豊富です。食事に合わせた栄養バランス補助に1日1包からご夫婦で飲むのもおすすめです。

空腹とミトコンドリア活性

ミトコンドリアの活性に良いとされる空腹、現代の食事スタイルは空腹感に関係なく決まった時間帯での1日2〜3食の方がほとんどだと思います。他にも間食も多いかと思います、コンビニのホットスナック、スイーツやお菓子を食べることもあるでしょう。特に間食や甘いものが多い方は、血糖値の乱効果で頻繁に食べたくなったりすることもあるので要注意です。空腹感を感じる「空腹時間」をつくれるのは、ミトコンドリア活性には重要です。

3日以上のミネラルファスティングで超活性

1食抜きや1食置き換え、16時間ファスティングと言われるものも効果的ですが、一番効果的なのはしっかりと3日以上空ける「ミネラルファスティング」がおすすめです!ミトコンドリアはエネルギー工場だとよく例えられることが多いですが、カラダがエネルギーを必要とした時に活発に働き始めるからです。カラダがエネルギーを必要とする状況をつくることがミトコンドリアを活性することになります。

脂肪が燃えればミトコンドリアが増える

脂肪が燃えればミトコンドリアが増えるって知っていましたか?ダイエットしたい方にとってはとても嬉しい作用ですね。血液中にある糖を使い果たした時がチャンスで、そうなると脂肪をエネルギー源として燃やしはじめます!!ファスティングをすればすぐに血糖を使いきるので、脂肪エネルギーに切り替わり、体脂肪が燃えはじめミトコンドリアが徐々に活性化していきます。

ミトコンドリア活性に大事なこと

①酸素と栄養がしっかりと細胞まで届くための血流が良いこと

 (日々の食事で難しい場合は、サプリ・漢方の活用もおすすめ)

②空腹時間をもつこと

 (半日・16時間・3日以上のファスティングの活用もおすすめ)

 ※糖尿病や低血糖に不安のある方は専門家にご相談ください

③適度な有酸素運動

 (健康・美容・妊活のためなら取り入れやすい「ミトコンウォーク」がおすすめ)

※本格的なスポーツやトレーニングの場合は、栄養管理、活性酸素のケア等を専門家にご相談ください

【ミトコンウォークの流れ(全体30分)】

ミトコンウォークは妊活のため「ミトコンドリア」を活性化するために、元々不妊治療のエキスパートである「森本義晴先生(IVFなんばクリニック理事長)」が考案されました。無理なくできるのでとてもいいですね!妊活だけにとどまらず、「ミトコンドリア」は男女共に活性できるに越したことはありません。ぜひ妊活や美容、健康、ダイエットのためにお試しください。

動きやすい服装、適度にクッション性があるウォーキングしやすい靴(スニーカーやジョギングシューズなど)で行ってください。週に2〜3回、継続していくことが大事です!

①準備体操:5分

深呼吸、腕やワキを伸ばすストレッチ、前屈&後屈、屈伸をそれぞれ3〜4セット程度

深呼吸で体内に酸素をたっぷりと取り入れ、その後も呼吸を止めずに伸びている筋肉を意識しながらストレッチしましょう!

②早歩き:15分

心拍数が100〜120程度になるくらいの早歩きをします。

目安はじんわりと汗をかく程度。ミトコンドリアを活性するには活性酸素が少しだけ必要、早歩きを15分することで、少しの活性酸素が発生するのです。

③スローダウン(ゆったり歩き):10分

歩く速度を徐々にゆるめて、上がってきた心拍するを少しづつ下げていきます。

急に運動をやめると血管が一気に広がり、活性酸素が大量発生するので要注意。

【ミトコンウォーク考案者:不妊治療のエキスパートである「森本義晴先生」/IVFなんばクリニック理事長】

 

ミトコンドリアを無駄に減らさず、活性しやすくすることで、エイジングケアに効果をもたらします。現在も研究が進んでいる分野ですが、妊娠・健康・美容力アップはもちろん、ダイエットや様々な病気の予防にも期待ができます。