【2024.2.9】
”温灸”で着床しやすい環境づくり
子宝温灸 ー子宮・卵巣を温めて、妊娠しやすい状態に
妊娠に関わる3つのツボを温灸で温めることで、子宮や卵巣の血流がよくなり、妊娠しやすくなるといわれています。
温灸と妊活ー不妊治療の現場でも
最近はご家庭でも使いやすいお灸が増えていますね。
温灸には幅広い効果があり、冷え性の改善はもちろん、コリをほぐしたり自律神経のバランスを整えたり、日常の養生としてとてもおすすめです。
この温灸ですが、不妊治療と併行した活用も効果的であることがわかりました。
採卵前に行う温灸の効果
卵巣に温かな血がめぐり、卵子の成長が促進され、質の良い卵が育つ
移植前に行う温灸の効果
子宮の大きな血管が広がり、血流量が増加して子宮環境が整うことで着床率が上がる
実際に、日本不妊治療トップクラスの妊娠数を誇る英ウィメンズクリニックでは、治療の一環として胚移植前の温灸が勧められています。
そして、使用した方について以下の嬉しいデータがわかりました。
①温灸をする前と後では、子宮内動脈の血流量に優位な増加が見られた
②温灸をして移植に臨まれた方に、優位な妊娠率の増加が見られた
邵氏温灸器(しょうしおんきゅうき)を取り扱っています
SIMPLE LIFEで取り扱っている邵氏温灸器(しょうしおんきゅうき)は、医療機器です。
一人で使うことができ、熱すぎたり跡が残る心配もありません。
手で持ったりベルトを使ったりして、心地よい場所に当ててご活用ください。
温灸器の中に入れて使うのは、もぐさを炭化させ、松節エキスとシナモンエキスを加えて固めて作った温灸剤。
遠赤外線と生薬エキスの効果で、身体を芯から温めることができますよ。
温灸器の効果的な使い方
まずは妊娠三穴をご紹介。
- ①神厥(しんけつ)
- ②関元(かんげん)※移植後は避ける
- ③気衝(きしょう)
妊娠力を高める温灸の使い方
基本の使い方は朝晩15〜30分ずつ、毎日行うことをおすすめします。
子宮や卵巣周りに温かい血流がたっぷり巡ることででホルモンや栄養が行き届きやすくなり、妊娠に最適な環境に整えてくれます。
(※体にかなり熱がこもっている方はベストでない場合があるので、ご相談ください。)
さらに効果を高めたい方には
→移植時刻から逆算して、決まった時間に温灸を◯
温灸を当ててから子宮の血流が上がるまでは1〜2時間程度。
病院での移植の時間帯が決まっていれば、それ以前の日々は移植時刻の1〜2時間前に温灸をすると、身体が“この時間帯に子宮の動脈を広げるんだ!”というリズムを覚えてくれるそう。
可能なら移植の周期にこの方法を習慣付けると、いざ移植を迎えるときにその時間帯に血流がぐっと増え、着床率UPにつながります。
例)移植時刻が11時の場合・・・毎日9〜10時頃に温灸を行う
とはいえ日中はお仕事されていたり、なかなか難しいことも多いと思います。
毎日やらなきゃ!ということがストレスになってしまっては本末転倒。
・朝メイクをする15分間を使って…1日の終わりにゆっくり横になって…など、気持ちよく楽に使えるタイミングを見つけてみてくださいね。
温灸レンタルを行なっています(1ヶ月間単位)
- 1個セット(温灸器1個+温灸剤30個)・・・5,000円
- 3個セット(温灸器1個+温灸剤30個)・・・12,000円
まず1ヶ月、日々の習慣に取り入れてみて、生理の具合や体調の変化を感じてみてくださいね。
不妊治療をされている方で、これから採卵・移植という方には特におすすめしています。
お気軽にお問合せください。
昨年11月にSIMPLE LIFEで開催した温灸セミナーの記事も、よろしければご覧ください。
不妊体質改善カウンセラー・中医漢方アドバイザー
東江いつみ