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【2024.6.9】

生理痛の原因と改善

生理のある方の約7割が経験しているという「生理痛」ですが、本来は・・

日本では「3人に1人」はひどい痛みを感じている。

学校や仕事にも行けないほどの辛い人、市販薬や処方薬(通院中の方)で効けばいいが、中には効きにくい人もいるので本当に大変です!

痛みには個人差があるため、周囲の理解も得にくいのが「生理痛」です。女性同士で合っても「痛みがほとんどない人」からしたら、仕事休むほどなの?と理解もしにくいでしょう。特に異性からしたらわかりにくいもの。

生理に関しての教育自体が少ないですし、漢方メーカーのツムラさんの生理&PMSに関してのアンケート結果の内容からも下記のようなことが見受けられます。

「症状やその辛さを表現しにくい・・」

「相手にわかってもらえないと思うから・・」

「我慢しないといけないもの・・」

「周りも我慢しているものだと思うから・・」

「恥ずかしいから・・」

「やる気がないと誤解されそうだから・・」

この結果からも、生理痛ってカラダだけでなく、気を使うことも多くて本当に大変なんです!!

だからこそ、生理痛を軽くしていきたいですね。鎮痛剤を使えば大丈夫だけど、なるべく使いたくないという方が多いです。また鎮痛剤では効かなくなっている方もいますので、どうしたら生理痛が軽減されるのか?中医学での考え方も参考になります。

中医学での「生理痛」の原因

【不通則痛(ふつうそくつう)】と【不栄則痛(ふえいそくつう)】の2つ☝️

不通則痛とは・・

通りが悪いということ、巡るべきものが滞ってしまっている状態です。


不栄則痛とは・・

栄養不足で、エネルギーが足らない。貧血傾向も多く、栄養や酸素不足が起きやすく機能低下状態。


この2つからわかるように「通りの悪い状態を巡らすこと」「栄養の不足を補うこと」です☝️

漢方薬であれば、それぞれに合ったものを使います。また両方合わさっている方も多いので『巡りよく、不足も補うこと』で症状を軽減していきながら、痛みがでないような体質へと変えていきます。

不通則痛&不栄則痛の対策

血流が悪くならないように気をつけること

動くと巡る、動かなければ停滞する。

栄養が不足しないように気をつけること

消化に良いもの、栄養バランスを考えて食べる。好きなものや偏ったものばかり食べない。

  1. ストレスの軽減や発散(ストレス過多は力みで血管が収縮する)
  2. 運動する(散歩でもOK)
  3. 腹7〜8分(暴飲暴食、糖質や脂質が多すぎると血液が汚れ、血流が悪くなる)
  4. むくみケア(長時間の同じ姿勢や筋力不足の改善など)
  5. 体を冷やさない対策(冷たいものを飲み過ぎない、生物を食べ過ぎない、お腹や腰回りを冷やさない)
  6. 肥満であれば、自分の適性体重になるようにダイエットする(無理なダイエットは心身を痛める)
  7. 禁煙(喫煙は血流を悪くする、血液を汚す)
  8. 12時までには就寝、睡眠時間は7時間前後が理想(睡眠中に新しい血液がよく造られる、ホルモンも活性する)
  9. ツボや鍼灸、漢方薬など東洋医学の活用

子宮筋腫や子宮内膜症での生理痛の悪化

子宮筋腫や子宮内膜症がある方では、生理痛が非常に強い場合があります☝️ひどい痛みを繰り返す場合は一度、レディースクリニックにて診てもらってください。

生理痛の体質改善のポイントは2つ

初回の漢方相談は20〜60分ほどお時間をいただきます、女性の相談員もいますのでご希望の方は予約時にお伝えください。予約の場合は公式LINEor電話にて承ります、相談は予約優先となります。