【2024.5.31】
梅雨の不調と漢方
梅雨での不調は「湿度」が影響大です。
梅雨の苦手な方は環境と体内への「湿度」対策やケアをすることで、不調が出ないようにしたり不調を緩和することができます。
梅雨時期に気になる症状はありませんか?
・頭痛や頭が重い
・だるさ、倦怠感
・食欲不振、下痢や腹痛
・皮膚のトラブル
・関節のこわばりや痛み
このような症状でお悩みであれば「湿気」のせいかもしれません!
湿度の高い環境は、重だるく暑いですよね。体の中も湿気がたまると同じような状態になります。
そんな時は、部屋を除湿してスッキリするように体自体も除湿してあげるとスッキリするんです!
漢方薬には、体の中に溜め込んだ「湿気」を追い出してくれる便利なものがあります。体の中の湿気をだすには、汗や尿や便。そして呼気からも排出します!
《湿気を溜め込みやすいタイプ》
✔️ 胃腸の弱いタイプ
✔️ 浮腫みやすいタイプ
✔️ 汗をかきにくい(または運動しない)タイプ
✔️ 便秘しやすいタイプ
食事での「過ぎない」4つに注意!
①食べ過ぎない(腹七〜八分がベスト)
②冷たいものばかり飲み過ぎない
③脂っこいものを食べ過ぎない(脂質過多❌)
④甘いものを食べすぎない(糖質過多❌)
動いて巡らして流す!
・体を動かす
・汗をかく
どちらも体力や健康状態に合わせて無理しない程度に。
体の湿気を追い出すためには、汗をかくことはいいことです。ただし体調や体力に合わせてやらないと、余計にしんどくなることも。代謝が悪く汗をかけない人は、筋肉量を少しづつでいいので増やすことと、肝臓の健康がポイントです。
※体内の熱産生では、筋肉60%、肝臓20%の働きがあり、この2つで約8割もしめています。筋肉を動かす、筋肉量を増やす、肝臓の健康、肝臓の栄養補給(アミノ酸)はとても重要なポイントです
※「体力に自信がない」「体調が悪い人」はいきなり激しい運動は良くありません、散歩や室内でもできるストレッチ、ラジオ体操、なわとびからはじめてみてはいかがでしょう!
湿気を排出しやすい食材
- サバ、アジ、イワシ
- にんじん ・もやし ・ごぼう ・大根 ・小松菜、チンゲンサイ
- 椎茸、えのき、マッシュルーム
- アサリ、シジミ
- 昆布、わかめ、海苔、ヒジキなどの海藻類(甲状腺に問題のある方はおさけ下さい)
- 緑豆、はるさめ、玄米、ハトムギ
- 山査子(サンザシ)
おすすめのお茶
- ショウキT1 PlusEX(タンポポ、ハトムギ、糖鎖配合)
- シベリア霊芝茶
- 黒茶(金花黒茶、プーアル茶など)
- ハトムギ茶
- 杜仲茶
- ハブ茶
- 緑茶
- ドクダミ茶
SIMPLE LIFEの薬膳茶「デトックス茶」もおすすめです、水はけ、血流も一緒によくして、発酵黒茶ベースなので腸内環境にもおすすめです☝️
代表的な漢方薬
- 勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)
- 五苓散(ごれいさん)
- 瀉火利湿顆粒(しゃかりしつかりゅう)
- 温胆湯(うんたんとう)
- 健胃顆粒(けんいかりゅう)
漢方薬に関しては、体調や体質を選ぶ必要がある場合もありますので効果をしっかり出すにはまずはご相談ください☝️
梅雨の不調をはじめ、天気痛や気象病の症状改善、再発予防の体質改善が漢方薬でできます。
セルフでできるツボ押しや、ツボの部分にお灸したり、温めるのも効果的です⭕️