【2022.10.19】
タンパク質とアミノ酸の違いと役割!

日々の食事の中で重要な栄養素である「タンパク質」そしてタンパク質を構成する材料になる「アミノ酸」があります。
タンパク質を体に入れたら、胃腸で完全に消化された状態で「アミノ酸」になります。
実はこれはとっても大事なことで、タンパク質を摂取していても、胃腸が弱っていたり、消化不良起こしたりしていると身になりにくいんです。

この流れを見てもわかるように「タンパク質」と「アミノ酸」の違いというのは・・・
タンパク質を完全に消化したものが「アミノ酸」です
そこから得たアミノ酸で自分の体に必要なタンパク質を作ることができます

とはいえ「タンパク質」ってなぜ必要なんでしょうか?
タンパク質は、筋肉や内臓、骨、皮膚、血液などの組織の他に、ホルモンや酵素、神経伝達物質、免疫抗体などの主原料なんです☝️
カラダの水分量はおおよそ60%、残りの40%の約半分20%がタンパク質です。
人体のおよそ20%はタンパク質でできているんですね!
水分量を抜いたら、カラダの半分はタンパク質というのはかなりの量をしめていることになります。それを毎日の飲食物で補っていかなければいけません。不足してしまうと次第に体はもちろん、メンタルもバランスを崩してしまいます。

タンパク質がカラダを作る材料になるのは、一般的にも知られていますね。また筋肉の材料や筋肉のエネルギー源になるBCAA(分岐鎖アミノ酸:下記図を参照)も最近はワークアウトする人が増えたことでだいぶ知られるようになりました!ですがそれだけではありません、アミノ酸はメンタルにも影響するんです。
メンタルに影響がある理由としては、脳内で働くホルモン群の材料が「アミノ酸」なんです。
有名なとこで言うとハッピーホルモンと言われる「セロトニン」です、これが不足するとどうなるのか?
自律神経の乱れや失調を起こしやすくなります。気分にムラがでやすくなったり、気力低下、倦怠感や頭痛やだるさ、イライラしやすくなったり、落ち着いてリラックスできなくなってしまいます。
またセロトニンは眠りのホルモン「メラトニン」の材料にもなりますから、睡眠の質が低下しやすくなります。そのように、ひとつが崩れると連鎖反応で次々と働きが悪くなってしまいかねません。

さてそんなアミノ酸ですが、大きく分けて2種類【必須アミノ酸】【非必須アミノ酸】とあります。
【必須アミノ酸】:体内では作れないので、食品から摂取する必要があるものです

【非必須アミノ酸】:体内でも作れるものです、ただし様々な働きがあるので、代謝量によっては作る量が不足しますので食品からも摂取するといいものです

20種類のアミノ酸には各々の主な働きがあります。それが全てつながることでよりバランスの良い体を作ることができます。
「タンパク質」と「アミノ酸」との違いはなんなのか?を知っていただき、日々の食事にぜひ取り入れて下さい。もし取り入れたくても難しい場合は、多少お金はかかりますが、プロテインやアミノ酸を摂れるサプリメントやドリンク剤を利用するのも便利です☝️

